地方創生へ団結を 日本JC京都会議、石田会頭が決意

 
日本JCの2020年度活動方針について演説する石田会頭=京都市

 福島県から初めて日本青年会議所(JC)第69代会頭に就いた石田全史(まさふみ)氏(39)=浪江JC顧問、双葉不動産社長=が、国内692JCのリーダーとして本格始動した。石田会頭は19日、京都市で開かれた年頭の京都会議で2020年度活動方針について演説し、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成や地方創生の実現に向け、力を結集して取り組む考えを表明した。

 県内19JCを含む国内外のJC関係者らを前に、石田会頭は自ら先頭に立って日本の課題解決に果敢に挑戦する決意を示し「真実一路は世の中を変える起点となる。軌跡を紡ぎ、奇跡を起こそう」と呼び掛けた。

 石田会頭は演説の中で、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を振り返り「地域のため、大切な人のために行動を起こしたとき、自然と活動する仲間が集まった。新日本の再建は青年の仕事だ」と思いを語った。

 少子高齢化で地方が疲弊している現状に触れ「生きがいを持てる雇用と都市部との格差のない所得を生みだし、労働生産性を高め、地方の企業の実力を取り戻さなければならない」と強調。その手段として「社会の改善により経済の成長を促す。SDGsの推進を一層加速することが重要だ」と述べ、持続可能な社会づくりの必要性を訴えた。

 20年度の基本理念に「全ての人びとが 笑顔で生きがいを持てる国 日本の創造」を掲げ、JC宣言文の見直しや組織改革にも意欲を示した。

 石田氏の会頭就任は1日付。任期は1年。