福島県の酒と食『興味津々』 仏・パリでテロワージュふくしま

 
本県の日本酒や食材を紹介しているテロワージュふくしまの会場

 本県産の食材を使った料理と酒を組み合わせ、その魅力を発信するプロジェクト「テロワージュふくしま」の展示会が現地時間の21日、フランス・パリのパリ日本文化会館で始まった。初日から大勢の人が訪れ、本県の食材や日本酒を興味深そうに鑑賞している。展示会はふくしまワイン広域連携協議会と福島民友新聞社でつくる実行委の主催で、2月1日まで開く。

 テロワージュは、フランス語の「テロワール」(気候風土)と「マリアージュ」(食と酒の組み合わせ)を掛け合わせた造語。会場では、本県の日本酒のほか、コメやみそ、しょうゆ、ドライフルーツを紹介している。

 また、県産の食材を現地の野菜などと合わせ、現地のフードコーディネーターが「おつまみ」を創作。北村秀哉実行委員長(ふくしまワイン広域連携協議会事務局長)らスタッフが、フランスの白チーズにみそを練り込んだカナッペ、焼きナスのマリネしょうゆ風味などの創作料理と日本酒の「マリアージュ」を来場者に紹介した。北村実行委員長は「最近のフランスでの日本酒人気は高く、日本酒の海外需要や(日本酒に焦点を当てた)東北へのインバウンド(訪日外国人客)に期待ができると感じた」と話した。

 実行委によると、初日は約100人が来場。6~7割がフランス人で、3~4割が日本人だった。来場者はテロワージュふくしまについて紹介するフランス語のパネルに見入ったり、日本酒や食材の説明文を読んだりしていた。

 現地時間の23日、欧州の流通、旅行関係企業、ソムリエなどを招いたレセプションを会場で開く。