米核施設群の実例学ぶ 東日大復興創生研究所シンポジウム

 
ハンフォードの関係者と開沼氏らが参加したパネル討論

 東日本国際大福島復興創生研究所は25日、同大で国際シンポジウム「米国ハンフォードの知見に学ぶ福島浜通りの復興再生」を開き、出席者が米ワシントン州ハンフォード地域をモデルとした復興創生の在り方を探った。

 ハンフォードではかつて、米軍の核施設群が稼働していたという。現在は廃炉と除染作業が進められており、復興に向けて自治体や高等教育・研究機関、調整機関が連携し、経済発展や人材育成につなげている。関係者から話を聞く機会としてシンポジウムを開いた。

 シンポジウムでは中村隆行所長代行が「浜通りのまちづくりに必要なのは透明性と信頼関係」とあいさつした後、米国・国立研究所のマーク・トリプレットシニアアドバイザーがハンフォードの取り組みを紹介した。テレビ会議や講演も行った。パネル討論では同大客員教授で立命館大准教授の開沼博氏らを交え、関係者が意見交換した。