郡山に音楽レーベル「ソスイレコード」誕生!福島の道しるべに

 
シラフが「アップルミュージック」で配信を始めたミニアルバムの画面を見せる高橋さん

 広告製作会社マデニヤル(郡山市)は1日までに、本県にゆかりのあるアーティストを発信する音楽レーベル「ソスイレコード」を設立した。代表の高橋晃浩さん(46)=同市出身=は「福島から音楽を発信する道筋をつくりたい」と意気込んでいる。

 第1弾としてプロデュースしたのは、本県と宇都宮市を拠点に活躍するsilaph(シラフ)のミニアルバム。ボーカルの高岩大輝さんは日大工学部の出身だ。1月19日にリリースした「タイダイ」は、「アップルミュージック」など音楽配信サイトでも配信が始まった。高橋さんはプロデュースやプロモーションで支えた。

 シラフはレーベル立ち上げのきっかけとなったアーティストでもある。高橋さんとシラフのメンバーは、同社が主催した音楽イベントで知り合った。高橋さんは、情報が膨れ上がる現代でどうやって聴いてもらうか悩むメンバーに「地方で音楽活動をするアーティストは、その先の道しるべを見つけにくいのでは」と感じるものがあった。都内の大学卒業後、音楽事務所に勤務したノウハウを生かそうと動いた。

 「聞き手とアーティストをつなぐ懸け橋に」との思いから、「ソスイ」は同市の礎を築いた安積疏水から名付けた。「県外の人にも郡山の文化を知ってもらえるきっかけになれば」と思いを語る。

 「福島だからこそできる音楽があるはず」と考える高橋さん。夢は歌手吉幾三さんが昨年発表した地元・津軽弁のラップ「TSUGARU」のように、地元の魅力を歌うアーティストを輩出することだ。