いわき市、工業団地進出の北拓と協定 風力メンテナンス拠点整備

 
協定を交わした清水市長(左)と吉田社長(中央)、立会人の鈴木勉県いわき振興局長

 いわき市は10日、いわき四倉中核工業団地に進出する風力発電施設メンテナンスの北拓(北海道旭川市)と、企業立地に関する基本協定を締結した。

 2021年3月をめどに、同団地に風力メンテナンスの総合拠点となる福島支店を整備する。

 市は将来的に、風力発電関連産業の地場産業化を目指しており、北拓が持つノウハウを地元中小企業に伝えることで、人材育成のほかメンテナンスに使用する部品の供給など、風力関連事業への参入を促す考えだ。

 敷地面積は約1万6200平方メートル。事務所や人材育成のためのトレーニングセンターなどを整備する。また、部品の実証事業などに活用する風車1基も建設する予定。4月ごろに着工する見通し。

 協定には相互連携や従業員採用への協力なども盛り込んだ。

 10日にいわき市で行われた協定書の取り交わし式では、清水敏男市長と同社の吉田ゆかり社長が協定書を交わした。

 吉田社長は「いわき市の一員として、産業集積の手伝いができれば」などと話した。