障害者視点でのおもてなし助言 福島・飯坂でバリアフリー教室

 
NPO法人ふくしまバリアフリーツアーセンター長の佐藤由香利さん

 「おもてなしとは、自分とは違う誰かの視点に立ち、想像し、考え、行動すること。どれだけ相手に寄り添えるか。心遣い(気付き)の一つ」

 福島市のNPO法人ふくしまバリアフリーツアーセンター長の佐藤由香利さんが5日、同市飯坂町の穴原温泉・吉川屋で開かれた国土交通省東北運輸局主催の「バリアフリー教室」で講話した。

 テーマは「バリアフリー対応のおもてなし」。飯坂温泉旅館協同組合関係者が対象で、旅館・ホテルの従業員ら約25人が聴講した。

 佐藤さんは「車いす利用者が泊まれる温泉宿」など、同センターに寄せられた県内の主な観光地・宿泊先の問い合わせ対応実績が一昨年までの10年間で1600件余りあったことを説明。「『車いす』イコール『歩けない』と決め付けず、一人一人に合った対応をしてほしい」と訴えた。視覚や聴覚、知的などさまざまな障害者の客をおもてなしする際のポイントなどもアドバイスした。