県職員が生徒に暴力行為 あごつかみ首に傷、福島・福祉施設

 

 県は13日、知的障害児が入所する福島市の県大笹生学園で、60代の男性職員が生徒のあごの辺りをつかみ首に引っかき傷を付けるなどの暴力行為を行っていたと発表した。傷痕に気付いた別の職員が生徒から話を聞き、職員用の日誌に記載したが、施設として調査せず、生徒の保護者が児童相談所(児相)に相談したことで発覚した。男性職員は自宅待機中で、県が処分などを検討している。

 県や施設によると、男性職員は子どもの世話をする児童指導員。1月29日午後11時すぎ、トイレの使い方を巡るやり取りの中で、うつむいていた生徒をつかんで前を向かせ、その際、左耳の後ろに爪で3~4センチの傷を付けた。

 今月になって自宅に戻った生徒に傷痕があるのを保護者が見つけ、児相に連絡。児相が10日に男性職員から話を聞いたところ、暴力行為を認めたため、県が警察に通報した。