新たに5人がん確定 甲状腺3巡目検査、県民健康調査検討委

 

 福島医大は原発事故の健康影響を調べる県の「県民健康調査」検討委員会で、甲状腺検査の昨年9月末時点の結果を公表した。2016(平成28)年度から始まった3巡目の検査では、前回報告(昨年6月末時点)から新たに5人ががんと診断された。3巡目検査のがん確定は24人、がん疑いは6人となった。県と福島医大は、11~13年度に1巡目、14~15年度に2巡目、16~17年度に3巡目、18年度から4巡目の検査を実施している。

 4巡目検査では、がんまたはがん疑いは前回報告から3人増の16人で、がん確定は前回報告から7人増えて8人となった。

 1~4巡目と17年度から始まった25歳時の検査を合わせると、がん確定は186人(手術で良性と確認された1人を除く)、がん疑いは50人となった。新年度には5巡目検査が始まる。