ドバイへ「JGAP米」日本酒輸出 JA会津よつば、中東では初

 
輸出のため箱詰めにされた「純米吟醸 いなわしろ天のつぶ」

 JA会津よつばは14日、猪苗代町で生産したJGAP(ギャップ、農業生産工程管理)認証米を原料に使用した日本酒のアラブ首長国連邦(UAE)のドバイへの輸出を始めた。香港、アゼルバイジャンに続き3カ国・地域目。中東地域では初。同町のあいづ東部営農経済センターから発送した。

 発送したのは「純米吟醸 いなわしろ天のつぶ」720ミリリットル12本入り2ケース。世界一高い超高層ビルとして知られる「ブルジュ・ハリファ」内にあるアルマーニホテルのレストランと、中東唯一の懐石料理レストラン「湖畔亭」から発注を受けた。

 同JAによると、今月1~4日の商談の際には「辛みの後にフルーティーな味わいがある」と現地のソムリエや料理長に評判だったという。

 同町産ブランド米「いなわしろ天のつぶ」の生産でJGAPの団体認証を受けた同JA猪苗代稲作部会が、会津若松市の辰泉酒造に委託して製造。瓶のラベルや箱にはJGAPの認証マークが入っている。

 同町のあいづ東部営農経済センターで発送作業が行われ、箱詰めされた日本酒がトラックの荷台に積み込まれた。船でドバイに届けられる。同JAの小林利一常務は「いなわしろ天のつぶのコメとお酒を一緒に味わってもらえるよう、販路を開拓したい」と話していた。