体も動かせる!自宅授業 西会津でケーブルテレビ「特別番組」

 
町ケーブルテレビの特別番組で放送されたオリジナル体操で体を動かす橋谷田真緒さん(左)と真嘉さん=9日午前8時50分ごろ、西会津町

 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う臨時休校を受け、学習支援のため西会津小、西会津中の教師らが撮影した特別番組の放送が9日、西会津町ケーブルテレビで始まった。

 番組を見た児童、生徒は体を動かし、勉強に取り組む一方で「やっぱり、早く学校に行きたい」とも口にした。

 画面越しに授業や体操 先生の姿に歓声

 西会津町ケーブルテレビで始まった、学習支援の特別番組。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う臨時休校のため家庭で過ごす子どもたちが番組を見ながら勉強している。

 西会津中1年の橋谷田真緒さん(13)、西会津小5年の妹真嘉(まなか)さん(11)はテレビの前で待機。9日午前8時25分、ラジオ体操の番組が始まると「イチ、ニ、サン、シ...」と体を動かし、2人の一日が始まった。

 同8時30分からは西会津小の番組がスタート。オリジナル体操が放送されると「先生だ」と真嘉さんはテレビを見て歓声を上げた。いつも学校で会う先生らが、慣れない動きで体操する姿を見て笑みをこぼした真嘉さん。「きつい」「つらい」などと言いながらも、体操を最後までやり切った。番組が終わると早速、タブレット端末で勉強を開始した。

 西会津中の番組は同9時から始まり、初日の授業は社会科。真緒さんは教科書を見ながら、画面越しに教師の話を真剣に聞く。授業との違いに戸惑いを感じながらも、出題される問題を解いたり、ノートにメモしたりするなどして約30分間、勉強した。母の早百合さん(39)は「勉強してくれるので助かりますね」と評価した。

 番組終了後、「先生の姿を見て、不安が少しなくなった」と真緒さん。休校後、勉強をしたり、自宅周辺を走ったりして過ごしている2人だが、「早く友達に会いたい」と学校再開を心待ちにしている。町ケーブルテレビを使った授業は19日まで放送される。