女性教授、学生と接触確認されず 新型コロナ感染で郡山女子大

 

 県内で14日、新型コロナウイルスの2人目の感染が確認された。感染が確認された70代の女性教授が勤務する郡山女子大では、緊急の会見を開くなど対応に追われた。現時点で学生との接触は確認されていないという。同日会見した内堀雅雄知事は、県民に感染拡大を防ぐための対応を呼び掛けた。

 郡山女子大が14日夜に緊急で開いた会見。大学は新たに新型コロナウイルスの感染が確認された70代女性教授が4~6日と9日の計4日間出勤したが、本年度の授業は終了しており、学生との接触はなかったことを明らかにした。研究室などで執務を行っていたという。同大は15日から31日まで構内を閉鎖し、女性が立ち入った研究室や通路などキャンパス内を消毒する。

 同大によると、女性が出勤した4日間の勤務時間はいずれも1日3時間程度。主に自身の研究室で仕事をしていたが、4日は教授会があり、女性を含む講師以上の34人が出席した。出席者のほとんどはマスクを着用していた。現在までに女性以外に体調を崩している人はいないが、同大は出席した教職員に対し、郡山市保健所の要請を受け、原則的に2週間程度、自宅待機としている。

 また、学生が事情を知らずに通学するようなことがないよう、14日、学生にメールを配信。15日以降はキャンパスのほか、隣接する幼稚園についても消毒を行う。18日に予定していた大学や短期大学部などの卒業式は中止する。4月6日の入学式については現在のところ実施する方針。

 会見した同大の関口修学長は、卒業式中止などの対応を取らざるを得ないことについて「きわめて残念だし、学生に対して本当に申し訳ない」とした上で「(女性が)立ち寄ったであろう場所の消毒を徹底し、安心して通えるよう対応したい」と話した。