「GAP」認証取得ポイント学ぶ 生産者ら福島の果樹園見学

 
紺野さん(右)の案内でサクランボ園を見学する受講者ら

 「GAP」(農業生産工程管理)の取得を目指す野菜や果物などの生産者らは16日までに、国内認証「JGAP」を取得した福島市飯坂町平野の紺野果樹園を見学し、GAPによる農場管理のポイントを学んだ。

 同果樹園は東日本大震災後のつらい経験をきっかけに「目に見える恩返しをしたい」との思いから認証取得を決めた。昨年1月、モモやリンゴなどでJGAPを取得。食の安全・環境保全に取り組んでいる。

 市の全3回にわたるGAP勉強会の2回目。市内の農家から受講者8人と、市や県の担当者らが訪れた。経営者の紺野孝一さん、紀子さん夫妻が認証取得までの経緯や取り組み方法などを説明。1年が経過し「基準書の項目を一つ一つクリアしていくことは大変だが、新たな発見もあるしメリットもある」と話し、認証取得を奨励した。

 この後、受講者らは紺野さん夫妻の案内で農場内の農薬保管庫やサクランボ園などを見て回った。