住民ら怒り!白いカタクリ「盗掘」被害 数万本に1本の変異種

 
盗掘されたとみられる跡

 西会津町奥川、小屋地区のカタクリ群生地で、突然変異で数万本に1本現れるとされる白色のカタクリが盗掘されていたことが関係者への取材で分かった。

 地域おこし協力隊で集落支援担当の渡辺貴洋さん(24)と町集落支援員の岩橋義平さん(67)らが、カタクリ鑑賞会の開催準備などのため群生地を訪れて被害を発見。群生地の中の3カ所で、深さ40、50センチの穴が掘られていた。今月初めには確認されており、14日ごろに盗まれたとみられる。

 岩橋さんは「鑑賞会は小屋集落の一大イベント。高齢化率83%という地区民が大切に育て見守ってきただけに残念というより、怒りしかわいてこない」と語った。被害を会員制交流サイト(SNS)に投稿したところ、盗掘に対する怒りの声が数多く寄せられたという。

 鑑賞会は18日に予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止された。