水着生地が「マスク」変身!郡山のメーカー...入浴介助役立てて

 
水着の生地で作ったマスクを手にする菊地社長

 郡山市の水着メーカー「アプラージュ」は、水着の生地を使用したマスクを開発し、販売を始めた。何度も洗えて濡れても使えることから、入浴介助などを行う介護の現場などでも活用できるとして話題になっている。

 商品は、介護や看護に携わる人に広く使ってもらいたいとの思いから「ナーシングマスク」と名付けた。菊地徳彦社長(52)は「新型コロナで大変な思いをしている人がたくさんいる。商品を通して支援できれば」と話している。

 近年は競合が激しくなり、新型コロナウイルスの感染拡大も重なったことで、菊地社長は「ことしの夏のレジャーは期待できない」と業績悪化を覚悟したという。そこで親交があり、ネット販売を手掛ける「くすりの勉強堂」の山口剛史さん(51)に相談。「水着の素材でマスクを作ってはどうか」と提案を受けた。

 菊地社長は2月下旬ごろ取引のあった中国の水着工場に製造を委託。山口さんがインターネット上で販売したところ、1500セット(1セット5枚入り)が2時間で完売したという。

 販売するマスクは1セット1480円(送料込み)。5月下旬には新タイプも販売する予定。問い合わせは同社の公式ツイッターかインスタグラムへ。