福島駅前駐輪場...緊急事態宣言中『撤去』せず 放置自転車調査

 
駐輪場の自転車には「長期放置自転車の調査」に関するお知らせが貼られている=JR福島駅東口近く

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令される中、福島市はJR福島駅周辺の自転車駐輪場で放置自転車の調査を始めた。外出自粛で自転車の利用を控えている市民らが多い中での調査に、市には相次いで疑問の声が寄せられている。

 市によると、放置自転車の調査は春と秋に行っており、通常は所有を尋ねる貼り紙が貼られてから2週間後に警告書へと変わり、さらに2週間後に「放置自転車」として撤去される。

 ただ、今回の調査開始日は高校の休校が始まった21日。26日の時点で、貼り紙が残っていた自転車の約9割の所有者が登校できない高校生だった。市は警告書の貼り付けは今後の動向を見て行うとし、担当者は「配慮に欠けた対応だった。宣言発令中は撤去しない」としている。