「ミライのチケット」発行 休業エステサロン支援

 
「ミライのチケット」を手にする阿部さん

 いわき市で女性専用サロン「ariria(アリリア)」を経営するセラピストの阿部茜さん(38)は、交流のあるエステサロンなどに呼び掛け、新型コロナウイルス感染症の収束後にサービスを受けられる「ミライのチケット」を発行している。

 エステサロンは県の感染拡大防止に向けた休業要請の対象施設となっている。休業している店舗が家賃支払いなどに困っている現状を受け、阿部さんがチケットの販売を発案した。売上金を店舗の運営費に充ててもらうという。

 各店舗が用意した施術内容に応じた価格のチケットを、インターネット上で販売している。店舗にもよるが、通常の半額で販売するサービスもあるという。「緊急事態宣言が解除された後でも、不安な人はいるはず」と予想し、チケットの期限は設定していない。

 阿部さんの友人らの店では2月後半ごろから普段に比べ、来客が半分以下に落ち込み始めていたという。「どうしていいか分からない店舗が多かった」と阿部さんはチケットを発案したきっかけを振り返る。阿部さんはチケット販売のほか、顧客向けに肌の手入れ方法を動画で紹介するなど、インターネットも活用している。「今は顧客を定着させる時期と捉えている」と前を向く。

 チケットは同店のホームページから購入できる。問い合わせは同店へ。