いわき・勿来温泉「関の湯」営業再開 新しい営業様式に挑戦!

 
「”新しい営業様式”のモデルを目指す」と話す松本社長

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため臨時休業していた、いわき市の勿来温泉関の湯が21日、営業を再開した。政府の専門家会議が提唱する「新しい生活様式」を参考に、施設の運営方法を大胆に変更。関の湯を運営する勿来綜合開発の松本康二社長(58)は「"新しい営業様式"のモデルを目指したい」と奮闘する。

 茨城県境に位置する関の湯。休業期間中、松本社長らは「お子様や年配者をはじめとするお客様に安心して利用してほしい」と過去のデータを洗い出すとともに、従業員の意見を聞きながら対策を検討した。

 休業前の混雑時、大浴場は100人もの入浴客でにぎわっていたが、再開後は30人程度の利用にとどめる入場制限を設けた。本来約280席あったレストランは対面の座席配置を極力少なくして約80席に絞った。

 厳しい経営を迫られるのは覚悟の対策。松本社長は「売り上げよりも安全が最優先。県境の施設でコロナを出さないという責務がある」と信頼構築に努める。

 関の湯は31日まで、入浴客に次回利用できる半額券をプレゼントしている。