「八十里越」23年開通控え懇談会 只見町、南会津町、三条市

 
Zoomで広域観光連携について意見交換する参加者=南会津町役場

 国道289号「八十里越(新潟県三条市―福島県只見町)」の開通(2023年予定)を控え、同国道沿線地域の只見、南会津両町と三条市は21日、3市町の広域観光連携を推進するため「越後・南会津街道・地域づくり懇談会」を設立した。1回目の会合が同日開かれた。

 1回目の懇談会は三条市で開催する予定だったが、新型コロナウイルス感染症を考慮し、web会議サービス「Zoom(ズーム)」を利用して実施された。国や県、各自治体をはじめ、商工会や観光協会、民宿などの事業者ら40人以上が参加。各役場庁舎や事業所から意見を交わした。

 菅家三雄只見町長と大宅宗吉南会津町長、国定勇人三条市長が「観光や地域づくりなど、さまざまな価値を高めていくビジョンを共有していきたい」などとそれぞれあいさつ。国内外で観光や地域振興のコンサルティングを行う山田桂一郎さんが「広域観光連携の進め方について」の題で講演した。

 山田さんは「『八十里越』のネーミングが打ち出せるのは大きい。大切なことは各団体が連携して無駄を省くこと。交通など不便な地域こそ生き残るチャンスがある」と話した。懇談会を前に、広域観光連携の基本理念や事業の検討などを行う円卓会議が開かれた。