「花火」に祈る悪疫退散 全国一斉に打ち上げ、福島県内でも

 
感染症収束への願いを込めて打ち上げられた花火=1日午後8時3分、須賀川市

 新型コロナウイルス収束を願い、全国の花火製造業者が1日午後8時、各地で一斉に悪疫退散への祈りを込めた花火を打ち上げた。

 全国の花火製造業者有志による業界初の試み「チア・アップ! 花火プロジェクト」の一環。コロナ禍に見舞われた花火師の現状を伝えるとともに、花火を見る人たちに活力を届けようと糸井火工(須賀川市)などが中心となって企画した。

 須賀川市では、糸井火工が市民スポーツ広場から約3分間にわたり75発を打ち上げ、市民らの心を明るく照らした。打ち上げの様子はドローンで撮影、近く動画投稿サイトで公開するという。糸井秀一社長(40)は「花火文化を発信する取り組みを継続していきたい」と語った。

 約160社が全国約300カ所で花火を打ち上げたが、「3密」を避けるため場所などは非公開で行われた。福島県からは糸井火工のほか、赤城煙火店(喜多方市)川崎火工服部煙火店(二本松市)菅野煙火店(川俣町)勿来銃砲火薬店(いわき市)が参加した。