大熊・大川原「幼小中一貫校」開校延期 住民生涯教育など検討

 

 大熊町の大川原地区に整備される幼小中一貫の教育施設の開設時期が、当初予定していた2022年4月から1年延期され、23年4月となることが6日、同町教委への取材で分かった。

 教育施設を巡っては、教育関係者や町民らでつくる町未来教育検討委員会が基本構想を議論する中で、住民の生涯教育の場所としても利活用した方が良いという考えが出ていた。このため、施設に新たにさまざまな機能を加える必要が出たことから、町教委は開設時期を延期して対応する方針を固めた。

 一方、同教委が教育改革の一環として行う小、中学校の義務教育学校化については、予定通り22年度から実施する予定。

 教育施設が完成するまでの間は、東京電力福島第1原発事故後に熊町、大野両小が授業を続けている、会津若松市の旧河東三小を校舎として活用する見通し。教育施設が完成次第、大熊町に移転する。

 町教委は、20日に開かれる同検討委員会で、施設開設時期の延期について説明し、理解を求める。