「吾妻山」登山道2ルート・10日規制解除 大穴火口近くは継続

 

 県は10日、火山活動の活発化に伴い通行規制している吾妻山の登山道3ルートのうち2ルートの規制を解除する。解除時間は午前10時。残る「浄土平―一切経山」直登ルートは、熱活動が続いている大穴火口に近いため規制を継続する。県が8日、発表した。

 通行規制を解除するのは「浄土平―酸ケ平避難小屋―鎌沼東」と「浄土平―酸ケ平避難小屋―一切経山」の2ルート。2月に開催した吾妻山、安達太良山、磐梯山の火山防災協議会合同会議で解除を承認した。

 当初は5月の大型連休前の規制解除を目指していたが、積雪や天候不順による4月18日~5月11日の磐梯吾妻スカイライン全面通行止めや浄土平の木道修理などのため遅れていた。

 火山ガスに注意

 仙台管区気象台によると、吾妻山は5月下旬から火山性地震がやや多く観測されているが、その他の観測データに変化はなく、火山活動の活発化を示す傾向はないという。ただ、大穴火口付近では熱活動が継続しているため、突発的な噴出現象や火山ガスに注意が必要という。