「吾妻山」登山道2ルート規制解除 待ってた!声も弾む登山客

 
通行規制が解除された登山道を歩く登山客

 県は10日、火山活動の活発化に伴い通行規制していた吾妻山の登山道3ルートのうち、2ルートの規制を1年9カ月ぶりに解除した。解除を待っていた登山客が訪れ、吾妻山周辺の雄大な風景を堪能していた。

 通行規制が解除されたのは「浄土平―酸ケ平避難小屋―鎌沼東」と「浄土平―酸ケ平避難小屋―一切経山」の2ルート。「浄土平―一切経山」直登ルートは、熱活動が続いている大穴火口に近いため規制を継続する。

 吾妻山の登山は3回目という郡山市の60代男性は「魔女の瞳とも呼ばれる五色沼を見ることができた。こんなにはっきりと見られるとは思わなかった」と満足げに話した。

 通行規制が解除されると知らずに訪れたという福島市の70代男性は「イワカガミなど美しい花が咲いていた。新型コロナウイルスの影響で暗い気持ちになっているのを忘れさせてくれるような光景だった」と声を弾ませた。

 登山道近くにある浄土平ビジターセンターを運営する自然公園財団浄土平支部の由井昇所長は解除を歓迎し「きれいな空気を多くの人に味わってほしい」と話した。