医療用かつら役立てて!桜の聖母小・高橋さん伸ばした髪カット

 
安彦会長(右)にカットした髪を手渡す高橋心愛さん(左から2人目)

 福島市の桜の聖母小3年の高橋心愛(みまな)さん(8)は6日、病気やけがで髪を失った子どもの医療用ウイッグ(かつら)に役立ててもらうと、1年間伸ばしてきた31センチ以上の髪を切った。福島中央ライオンズクラブ(LC)などを通じて、医療用ウィッグを無償提供しているNPO法人に送られる。

 この取り組みは「ヘアドネーション」と呼ばれている。高橋さんは姉の心優(みゆう)さん(11)が昨年5月に協力した姿を見て、今年は2人で髪の提供を決意。6日は同市の美容室「ソイクロップ」でカットに臨んだ。

 高橋さんは「伸ばした髪の手入れが大変だった」と振り返りながらも、「困っている人たちの手助けができれば」と話した。母真優美さん、祖母で福島中央LC会員の渡辺尚美さん、同LCの安彦浩之会長、高橋譲二幹事が立ち合った。

 ウィッグは市販されているが、高額で成長に合わせて替える必要もあり、保護者の負担が大きい。このため、県内ではLC国際協会332―D地区(本県)が中心となって協力を呼び掛けている。一つのウイッグを作るには31センチ以上の髪が20~30人分必要となる。