「9月入学制」考える 高校生らリモート講座、世界各国90人参加

 
「9月入学制」を議論したリモート講座

 新型コロナウイルスに伴う休校で議論に上がった9月入学制について、高校生らが前川喜平元文部科学省事務次官と語るリモート講座が12日までに、開かれた。参加者は感染症拡大に伴う休校の現状を話しながら、9月入学の賛否などを議論した。

 福島市に事務所を持つNPO法人アースウォーカーズが主催、世界各国から約90人がテレビ会議システム「ズーム」で参加した。

 講座は双方向型で行われた。オンライン投票も実施され、9月入学制への移行に関する質問では「幼稚園から大学まで全て9月入学制に」「高校と大学を9月入学制に」「9月入学制への移行は必要ない」などの回答があった。

 参加した高校生は「大学受験が不安なので、9月入学には賛成」と話した。司会を務めた伊藤光雪さん(18)=桜の聖母高卒、中央大=は「さまざまな意見を聞き、考える材料が増えた」と刺激を受けた様子だった。