福島県職員に1日当たり「最大4000円」 療養施設でコロナ対応

 

 県は、新型コロナウイルスの感染者を受け入れた宿泊療養施設などで対応に当たった県職員らに対し、1日当たり最大4000円の特殊勤務手当を支給する。県内2カ所に設けた同施設では5月31日以降、入所者ゼロが続いているが、感染リスクを抱える職員らを支援する新たな仕組みを構築し、感染の第2波に備える。

 宿泊療養施設の入所者に対し、生活必需品や食事の提供に当たった職員に1日当たり3000円を支給する。体に直接触る作業や長時間の応対を伴った場合は4000円とし、診療に当たった医師や看護師のほか、保健所で陽性が疑われる人に対応した保健師らも対象とする。

 県は、関係条例の改正案を今月23日開会予定の6月定例県議会に提出する。特殊勤務手当は2月1日までさかのぼって支給する方針で、6月補正予算案に延べ約4300人分の経費1300万円を計上した。

 県が福島市といわき市に設けた宿泊療養施設には数人の県職員が常駐し、入所者がいる場合、生活支援のほかに県や医療機関との調整事務に当たる。県は、医療機関で感染者の対応に当たった医師や看護師、医療技師に1日当たり4千円の特別手当を支給する方針も示している。