伝統野菜「むすめきたか」広がる輪 早煮え小豆、いわきで種まき

 
むすめきたかの種まきをする参加者

 いわき伝統野菜に認証されているいわき市三和地区の早煮え小豆「むすめきたか」の種まきが22日までに、同市三和町上三坂の畑で行われた。市地域おこし協力隊の菊田清貴さんの活動に賛同した地域の生産者が2年目の栽培に仲間入りした。

◆新たな生産協力者も

 菊田さんは昨年、市内唯一の生産者須藤保美さんから栽培を教わり、成果として「むすめきたか」を使ったまんじゅうを試作した。6次化と特産化を目標にする中で、協力の輪も広がり今年は、地区の集落支援員11人のほか、生産協力者として地区住民16人が栽培に加わった。

 この日は、菊田さんと集落支援員が約16アールの畑に、等間隔の印を付けて種まき作業に取り組んだ。今後除草剤散布や鳥よけ設置、草刈りなどを行い、発芽を待つ。9月ごろの収穫を目指す。ほかの生産協力者は各自栽培する。

 むすめきたかは「娘がいつ帰省しても、すぐに食べさせられる」という名前の由来がある。まんじゅうは直売所「三和ふれあい市場」で不定期で販売している。