「モリアオガエル」伊達にもいた~!霊山こどもの村で産卵確認

 
霊山こどもの村の園内に産み付けられたモリアオガエルの卵塊=伊達市霊山町

 伊達市霊山町の「霊山こどもの村」で、モリアオガエルの産卵が確認された。園内の人工池に張り出した木の枝や水辺のガマの葉に白いソフトボール大の卵塊が産み付けられている。専門家によると、これまで伊達市でモリアオガエルは確認されていなかった。

 21日に開かれた自然観察会で、講師の三田村敏正さん(60)=伊達市梁川町=が確認した。三田村さんは昨年も発見しており、今年も産卵を確認し、県内の両生・爬虫(はちゅう)類に詳しい専門家に問い合わせたところ、これまでに伊達市でモリアオガエルの記録がなかったことが判明した。

 現在、人工池付近では12個、バーベキューハウス近くの水路に生えるガマやヨシの葉には6個の卵塊が産み付けられ、25日は産卵するモリアオガエルも見られた。今回確認された個体には、阿武隈高地特有の背中から頭部にかけて赤茶色の斑紋があるタイプが多い。

 同園スタッフの小笠原恵さん(32)は、「自然観察会でも初めて見る子どもが多く、貴重な機会なのでこれからも見守っていきたい」と話している。