ヒナの巣立...もう少し! 会津若松の工場にチョウゲンボウ

 
まもなく巣立ちを迎えるチョウゲンボウとみられるヒナ

 県の準絶滅危惧種に指定されているハヤブサ科のチョウゲンボウとみられる親子が会津若松市の工場敷地内に住み着き、まもなく巣立ちを迎えようとしている。

 ヒナは5羽。仏壇製造などを手掛ける「保志(アルテマイスター)」の本社工場のダクト内で5月に発見された。ダクトの解体工事に合わせ、従業員の鈴木一彦さん(58)が手作りした木箱に「転居」。ヒナたちは木箱で雨風をしのぎながら、親鳥の給餌ですくすくと成長している。

 チョウゲンボウは小型の猛禽(もうきん)類。同社では親鳥が空を舞うようになってからムクドリのフン害が減ったという。鈴木さんは「互いに共生できるようでありたい。子育ての邪魔にならないよう、適度な距離を保ち見守っている」と話した。