水素発電スタート!県有施設初 あづま運動公園、Jヴィレッジ

 
報道陣に公開された燃料電池=福島市・あづま総合運動公園

 県は29日、世界最大規模の水素製造拠点「福島水素エネルギー研究フィールド」(浪江町)で製造された水素を活用し、あづま総合運動公園(福島市)とJヴィレッジ(楢葉町、広野町)の自家発電を始めた。県有施設の発電に水素を活用するのは初めてで、県は順次、導入を拡大する。県は同日、あづま総合運動公園に設けた燃料電池(定格出力100キロワット)を報道陣に公開した=写真。燃料電池は水素と空気中の酸素を化学反応させて発電する仕組みで、体育館の電力を賄う。廃熱でお湯を供給することもできるため、大規模災害時の非常用電源としての役割も期待される。

 同体育館には既に太陽光発電(定格出力300キロワット)が導入されている。このため県は、太陽光と水素による発電を組み合わせた、環境に優しいエネルギー確保を目指す。