食べて応援!おいしい「福島牛」 返礼品に食事券や牛1頭など

 
事業開始を発表した菅野会長(前列右から2人目)ら

 全農県本部とJAグループ福島肉牛振興協議会は1日、福島牛の消費拡大を目的としたクラウドファンディング事業を始めた。新型コロナウイルス感染症の影響で消費が低迷する中、福島牛を食べて応援する取り組みで、支援額に応じ、最大で福島牛1頭(各部位ブロック)をリターン商品(返礼品)として贈る。9月29日まで。

 JAはクラウドファンディングの目標額を2000万円に設定。福島牛の厳しい現状を理解してもらい、リターン方式で福島牛を購入することで消費拡大を図る。

 返礼品は3000円からで、8種類。県本部直営店の焼き肉店「福島牛焼肉 牛豊」の食事券などがもらえる。99万9999円の支援金で先着1人に福島牛1頭を贈る。市販価格より2~4割程度安いという。

 県本部の菅野孝志運営委員会長と渡部俊男本部長、同協議会の狗飼功会長が1日、福島市で記者会見し、事業開始を発表した。

 県本部によると、東京都の食肉市場に出荷された県産牛のA4ランクの枝肉1キロ当たりの単価(和牛去勢、5月平均、税込み)は1658円で前年同期より584円安い。菅野会長は「福島牛のおいしさを味わい、畜産農家の思いがくじけることのないよう支援をお願いしたい」と話した。

 クラウドファンディングの申し込みはhttps://www.kickoffjapan.com/fukushima。問い合わせは事務局(電話024・572・6404)へ。