福島市長「市町村任せ困る」 イオンモール出店巡り県に求める

 

 伊達市へ出店が計画されているイオンモールについて、福島市の木幡浩市長は2日、県の「商業まちづくり推進条例」を前提に「県条例で規制しているのに市町村任せでは困る。主体として責任を持ち、筋の通った対応をしてほしい」と県に調整役を担うよう求めた。同日、市役所で開かれた定例記者会見で質問に答えた。

 イオンモール出店を巡っては、伊達市の須田博行市長が誘致に積極的な姿勢を示す一方、木幡市長は大型商業施設の出店自体を否定しないとした上で「人口減少を見据えた中で、市が進めているまちづくりに影響がある」と規模縮小を求めていた。これに対し須田市長は1日の記者会見で「施設規模や面積は事業者が判断することで、市から意見を述べることはない」とした。

 2日の会見で木幡市長は「県北の活性化を図る目的は共通している。県条例を守るべき行政が計画を進め『規模は経営者の判断』と言うだけではいけない。公共的な目的に照らし合わせ、福島市の判断を理解してほしい」と訴えた。