「県外移動慎重に」 内堀知事メッセージ、感染防止対策の徹底を

 

 福島県の内堀雅雄知事は3日、東京都で連日100人以上の新型コロナウイルス感染者が確認されていることを受け、県外との往来で感染防止対策を徹底するなど県民に慎重な行動を求めた。

 県感染症対策本部員会議でメッセージを発信。県外との往来について、移動先の感染状況を確認することやマスク着用、感染リスクの高い地域への移動の場合は移動後、2週間の行動歴を記録するよう求めた。

 また県内外との往来や交流も活発化するため、事業者に感染拡大予防ガイドラインに基づいた感染防止対策の徹底を周知。イベントの開催に当たっては、感染者が発生した場合に備え、参加者の名簿を作成して連絡先を把握するなど、感染拡大の危険性を最小限にする取り組みが必要とした。

 内堀知事は「首都圏を中心に感染者が増加している。感染のリスクをゼロにすることはできない。辛抱強く、さまざまな努力と工夫を重ね県民一丸で難局を乗り越えたい」と述べた。

 ◆感染リスク県内低い

 本部員会議で県のアドバイザーを務める福島医大の金光敬二教授は、感染者が増加している首都圏と本県を比べ「現在の福島は(感染)リスクの高い場所ではない」とし、「感染対策を取った上での経済活動、社会活動を妨げるものはない」と述べた。

 県民に対しては「今、何が重要なのかを考えて生活してほしい」と呼び掛け、業種別に定められた感染防止指針や新しい生活様式の実践を求めた。