「織姫」4人、村内で新生活開始 昭和、からむし織工程学ぶ

 
からむし織体験生としての生活をスタートさせたからむし織体験生4人

 昭和村の伝統文化「からむし織」に従事するからむし織体験生(織姫)4人が4日までに、村内で織姫としての新生活をスタートさせた。

 27期目の本年度は新型コロナウイルス感染症対策で約2カ月遅れの事業開始となった。4人は「自然を楽しみにしてきた。からむし織の文化を大切にしていきたい」と抱負を述べる。

 27期生は、川島ゆう紀さん(40)=会津若松市出身、山崎知佳さん(34)=埼玉県川口市出身、吉川美保さん(41)=会津美里町出身、島村美緒さん(28)=千葉市出身。村がこれまで募集を3回、選考会を2回開き、8人中4人が合格した。

 来年3月まで村内で住民と交流しながら生活し、からむし織の一連の工程を学ぶ。新型コロナの影響で作業を一部短縮するなどして対応する。

 初日は4人がからむし会館でオリエンテーションに臨み、伝統織物の上布の原料となるからむしや、周囲を山に囲まれた美しい山村での生活に興味を持ったことなどを話した。
 村役場では舟木幸一村長が「体に気を付けて体験を全うしてほしい」と入村を歓迎した。

 4人は糸づくりの作業に入り、順次からむし引きや畑作業などを体験する。