福島の親子...伸ばした『長い髪』医療用に提供 ヘアドネに協力

 
髪を切って笑顔を見せる結衣さん(左から2人目)と智子さん(同3人目)。右は佐藤さん、左はボブショップの鈴木洋子さん

 福島市の会社員岡崎智子さん(41)と娘の結衣さん(13)=岳陽中2年=は4日、自分の髪を医療用ウイッグに活用してもらうヘアドネーション活動に協力しようと、親子で今まで伸ばしてきた長い髪を切った。切った髪は、福島ライオンズクラブ(LC)などを通じて医療用ウイッグを無償提供しているNPO法人に送られる。

 岡崎さん親子は同日、同市の美容室「ヘアメイク・ボブショップ」を訪れ散髪した。6月までLCでヘアドネーション活動を担当していた知人の佐藤とみ子さんから活動の話を聞き、提供することにしたという。

 髪を切るのは小学4年生以来という結衣さんは「こんなに短いのは初めてなのでとても新鮮。部活のテニスで、この短さだったら気持ちよくラケットを振ることができる」と笑顔で話した。智子さんは「中学生でこのようなすてきな経験ができて良かったと思う」と、ショートヘアになった結衣さんを眺めながらほほ笑んだ。

 智子さんは3年ぶりに散髪。見慣れない自分の姿に照れくさそうな表情を浮かべていた。