公立岩瀬病院、独自に「抗体検査」開始! 検査結果は前向きに

 
抗体検査の様子

 須賀川市の公立岩瀬病院は1日から、新型コロナウイルスの感染歴を調べる「抗体検査」を独自に始めた。同病院の三浦純一院長は同日、開始にあたって会見し「感染に気付かず抗体検査で陽性となっても、発症しなかったことから自身の抵抗力が強かったと受け止めてよい。陰性だったらこれまでの取り組みがうまくいったと思ってほしい」と、検査結果を前向きに捉えるよう呼び掛けた。

 抗体検査は、現在感染しているかどうかを確認するPCR検査や抗原検査と異なり、感染した際に体内で生じる抗体の有無から過去に感染したかどうかを調べる。このため「仮に陽性だったとしてもウイルスは去り、(体の中に感染を防ぐ上で)味方の抗体が残っているだけ。症状がなければPCR検査などをする必要はない」と説明した。

 ただ、一般的に抗体があれば感染症にかかりにくくなるが、新型コロナに関しては不明なため「抗体を持っていることが分かっても、油断はできない」とした上で「感染防止の基本は手洗い」と改めて強調した。

 検査については「介護や営業職、飲食店関係者などさまざまなニーズが想定される。地域の中核病院として、住民の不安解消に取り組みたい」と語った。

 検査方法は採血で、結果は1週間以内に郵送で通知される。検査料金は国民健康保険適用外で、3850円(税込み)。人間ドッグや健康診断のオプションとしても利用でき、会社単位の申し込みも受け付ける。時間は平日午後2時~同4時。問い合わせは同病院健診センター(電話0248・75・3111)へ。