石原健太郎氏が死去 82歳、衆院3期・参院2期

 

 衆院議員3期、参院議員2期を務めた石原健太郎(いしはら・けんたろう)氏が5日死去した。82歳。自宅は福島市。通夜は8日午後6時、告別式は9日午後1時から福島市八木田のJAホールまごころで。喪主は元県議の長男信市郎(しんいちろう)氏。

 石原氏は東京都出身。慶応大法学部卒。銀行員、農場経営などを経て、新自由クラブから出馬した1980(昭和55)年の衆院選旧福島1区で初当選。2期務めた後、86年に落選したが、88年の参院補選で自民党公認で立候補し当選、翌年の参院選で再選した。2001年には前年に自由党から出馬していた衆院比例東北で繰り上げ当選を果たし、国政に返り咲いた。

 自民党参院議員時代に通産政務次官を務めた一方、1993年には国連平和維持活動(PKO)法案を強行採決する姿勢に反対して議員辞職した。また自由党衆院議員時代に務めた国会等移転特別委員長としても、期限を切った移転先候補地絞り込みができない国会情勢を批判して委員長を辞任するなど、政治家としての信念を貫いた。自由、民主両党が合併した2003年に引退した。

 父は元知事、元参院議員の石原幹市郎氏、三男は衆院議員も務めた福島市議石原洋三郎氏。