「発熱外来」福島県12カ所体制へ 第2波備え!空白地域へ増設

 

 新型コロナウイルス感染が疑われる患者を専門的に診る「発熱外来」の設置が進んでいる。今月中には、安達地方広域行政組合が二本松市の枡記念病院に設置する予定だ。福島市も感染の第2波襲来に合わせて設置する方針で、県内12カ所で体制が整う見通しだ。県は、空白地域へのさらなる増設を検討している。

 このうち、北福島医療センター(伊達市)と白河厚生総合病院(白河市)、ひらた中央病院(平田村)の3カ所は県が運営を委託している。福島市は、既にPCR検査専門外来を設けているが、感染が再拡大したタイミングで発熱外来を開設するという。このほか、星総合病院(郡山市)など民間が設置主体の発熱外来もある。

 県内の感染状況は比較的落ち着いているものの、感染の第2波が懸念されている。県は「発熱外来は、発熱症状のある患者をスムーズに診察する体制が整うとともに、地域の医療機関の負担軽減に効果がある。(空白地区などへの)発熱外来の設置を支援していく」(新型コロナウイルス感染症対策本部)としている。