自転車乗って浜風感じて いわきに新拠点3カ所、貸し出しやマップ

 

 いわき市は9日、市内3カ所に自転車の貸し出しなどを行う「サイクルステーション」を設置した。海岸沿いに整備を進めている自転車道路網「いわき七浜海道」の利用を促すもので、観光や運動の活性化につなげる。市内の同ステーションは計6カ所になった。

 市は自転車を活用した観光「サイクルツーリズム」を推進しており、これまでに「新舞子サイクルステーション」など拠点施設3カ所を設置。さらに久之浜町の浜風きらら、四倉町の道の駅よつくら港、カフェや宿泊施設などを備えた勿来町の交流スペース勿来(なっくる)(勿来の関)の3カ所に新設した。3カ所で開所式を行い、関係者が自転車を通じた誘客拡大に期待した。

 各施設では、電動アシスト自転車やクロスバイクなどを貸し出すほか、工具や空気入れを無料で貸し出す。誘客に向けた取り組みも展開。浜風きららでは自転車を借りた人に施設内の店舗で使えるサービス券を配り、道の駅よつくら港では、地元の見どころを紹介する観光マップを設置予定。交流スペース勿来でも勿来海岸など地域の魅力を発信する。七浜海道は同市勿来地区~久之浜地区に整備中で、市は本年度中に全線約53キロを開通させる計画。