会食時は同僚無症状...郡山・男性感染 市保健所長、3密注意喚起

 
郡山市の40代男性の行動歴

 10日に郡山市で新型コロナウイルス感染が確認された40代男性と濃厚接触した東京都の感染者は6月に同市を訪れた当時、まだ症状はなかったという。市保健所の塚原太郎所長は感染拡大を防ぐため「感染が拡大している地域に行ったり、そこから訪問する人と接触した後は特に、体調の変化に敏感になってほしい」と訴えた。

 塚原所長は感染が拡大している地域から訪問者を迎える際の注意点として、「3密が防げない場所での同席や、近距離での食事など感染につながる行動は控えた上で、症状がないか確認し合うことが重要」とした。

 一方、市内では首都圏などで接待を伴う飲食店を利用した後に市内で発熱などの症状が出た人や、首都圏や大都市などでクラスターが発生した飲食店を利用したとして検査する人も増えてきているという。

 品川萬里市長は「行動が自由になった分、罹患(りかん)の可能性は高まっている」と警鐘を鳴らす。市の災害対策本部会議では、職員に向け「全員がマスクを着けていない職場もある。感染拡大を防ぐには、職場自体が変わっていかないといけない」と警戒を呼び掛けた。

 ◆内勤職、顧客接触なし

 40代男性が勤務するシロアリ駆除のアサンテ(東京都新宿区)によると、男性は内勤で、顧客や取引先と接する業務には従事していないという。東北・福島支店は消毒のため11日から当面の間閉鎖するとしている。