県内絶景も!全国自転車イベント 8月1日開始、福島・二本松1周

 

 全国の名だたるコースを自転車で制覇するイベントが8月1日に、本県など全国7カ所で始まる。新型コロナウイルス感染拡大で各地の自転車イベントが相次ぎ中止となる中、「密」を避け個人でも気軽に参加できるのが特長だ。コースの通過地点には名所などが組み込まれ、観光振興も狙いの一つ。本県関係者は「温泉地を巡ってほしい」と述べ、自転車ブームに乗った魅力発信に期待を込める。

 全国でサイクルツーリズム事業を展開するルーツ・スポーツ・ジャパン(東京都)が、自転車の愛好者と地域とをつなぐ場として企画した。イベント名は「サイクルボール」。期間は来年3月28日までで、県内は福島、二本松両市を巡る1周コースが設定された。

 飯坂温泉観光協会(福島市飯坂町)を発着点に、高湯温泉と土湯峠を結ぶ山岳観光道路「磐梯吾妻スカイライン」など吾妻・安達太良連峰の大自然を走り抜ける。序盤は急勾配が続くが、標高約1600メートルの浄土平付近からは絶景を堪能でき、温泉や果物の魅力にも触れる。通過地点に道の駅つちゆや高湯温泉観光協会、東北サファリパークに加え、一躍有名となった「へたれガンダム」などが設定された。

 本県以外のコースは淡路島(兵庫県)琵琶湖(滋賀県)浜名湖、伊豆半島、富士山(静岡県)霞ケ浦(茨城県)。参加希望者はウェブアプリ「ツール・ド」を利用。コースを走破すると、その証しとなる「サイクルボール」をアプリ上でもらえ、期間内に全て集めれば商品やサービスなどの特典が付く。アプリではコースや通過地点などを確認でき、記念撮影機能もある。

 本県では福島、相馬、二本松、伊達の4市で構成する協議会(事務局・福島市観光コンベンション推進室)が協力する。4市の自転車ルートの認知度アップや利用促進を計画する中、感染対策を踏まえた、このイベントを知り、開催に名乗りを上げた。福島市の担当者は「絶景の吾妻山を自転車で走り、福島の果物や温泉地も巡ってほしい」と話した。詳細は「サイクルボール」の公式ウェブサイトで。