友人らと関西旅行、福島20代男性感染 新型コロナ、県内計84人

 

 県と福島市は14日、同市に住む20代の無職男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。男性は関東地方と関西地方に友人と出掛けており、帰宅後に発症した。軽症で県内の医療機関に入院中。県内での感染確認は4日ぶりで、計84人となった。

 男性は1日に福島市から新幹線などを使って横浜市に行き、関東地方の友人7人と合流。横浜市から夜行バスで神戸市に向かい、2日は市内のホテルに友人と宿泊した。男性は3日に1人で大阪市に移動して別の友人1人と会い、友人宅に5日まで宿泊した。5日に関西空港から仙台空港に飛行機で移動し、仙台駅からは新幹線で福島市に帰ってきた。移動中はマスクを着用していた。

 9日に37.1度の熱や味覚障害、嗅覚障害の症状が現れ、13日に帰国者・接触者外来を受診。14日のPCR検査で陽性と判明した。帰宅後、男性は主に自宅にいたが、車で近くの店に買い物に出掛けたりもしていた。神戸市や大阪市での詳しい行動歴は調査中だが、クラスター(感染者集団)が発生しているような場所には行っていないという。

 同居の母親は陰性

 男性の同居家族は母親1人で、母親は検査の結果、陰性だった。男性と出掛けていた友人8人は20~30代の男性で、現段階で症状はないとしている。