会津若松市新庁舎「歴史と未来」 梓・白井JVと委託契約を締結

 
梓・白井JVが提案した新庁舎デザイン

 会津若松市は13日、2025年度までに完了する見通しの市庁舎整備の基本・実施設計業務に関して、梓設計東北事務所(仙台市)と白井設計(会津若松市)による共同企業体(JV)と委託契約を締結したと発表した。JVによる技術提案書によると、新庁舎は鶴ケ城からの眺望も意識し、「会津の歴史と未来を感じさせる新たなランドマーク」とする方針。

 新庁舎の低層部は旧館のレトロなデザインを継承し、高層部はガラスを多用する。さらに鶴ケ城の屋根をモチーフにした庇(ひさし)を取り付ける。

 敷地の市役所通りに面した部分を「街にわ」として整備し、にぎわいの創出や災害時の一時避難所としての利用を想定する。情報通信技術(ICT)を活用して観光情報などを発信する「あいづっこプラザ」も設ける予定。

 新庁舎内の市民窓口は見通しのよいワンルーム執務空間とし、待合・相談コーナーなども設置する。豪雨災害などによる浸水を考慮し、機械室を最上階に設けることも提案している。

 契約金額は、2億4300万円。公募型プロポーザル方式による審査で選定した。委託期間は今月10日から22年10月31日まで。来年2月末までに基本設計を作成し、同年3月から実施設計に着手する。