福島・日東紡第2工場で「火災」 7時間後鎮火、作業員やけど

 
黒い煙を上げる日東紡績福島第2工場=20日午前11時45分ごろ、福島市

 20日午前10時5分ごろ、福島市の日東紡績福島第2工場から出火、工場の屋根部分を焼いた。火災は約7時間後に鎮火。作業員男性(53)が軽いやけどを負い、別の作業員男性(23)が熱中症の疑いで搬送された。

 福島署や市消防本部によると、工場の警備員が「屋根の補修工事をしていたら、煙が出た」と119番通報。作業員男性2人は消火作業をしていた。

 同社によると、この日は外部業者が屋根の補修工事をしていたという。勤務していた従業員約200人は全員避難。周囲は一時、騒然となった。

 火災を受け、同社は工場の操業を停止。今後は被害状況の確認などを行い、再開を決める。製品出荷への影響は調査中で、「近隣住民、関係者の皆さまに多大なるご迷惑、ご心配をお掛けし、心よりおわび申し上げます」としている。

 同工場はスマートフォンや高機能サーバーに使われるグラスファイバー製品の製造などをしている。