『震災9年』高校生らが思い 三春で講座、福島の未来像発信へ

 
本県の現状について、何を伝えていきたいか発表する生徒(左)

 県環境創造センターの事業「ふくしまナラティブ・スコラ2020」が26日、三春町の同センター交流棟コミュタン福島で始まった。本県の高校生や高等専門学校生が震災から9年間の思いや本県の未来像を県内外に発信する。初回は、参加者が自らの思いをどう表現したいかを考えた。

 16校から計22人が参加し、11月までの全9回の講座で思考力や表現力を磨く講習会や討論会に臨む。12月に、学んだ成果を披露する発表大会を開く。討論や発表の様子は県内外でテレビ放映される予定。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一般社団法人プレゼンテーション協会代表理事の前田鎌利さんがテレビ会議システムで講師を務めた。高校生はコミュタン福島を見学して感じたことや、事業でやりたいことをグループで話し合った。

 前田さんは「誰に何をどうやって伝えるかを考え、福島の未来像を描いてほしい。自分の言葉で書いたり話したりすることが大切だ」とアドバイスした。

 参加した郡山高生は「福島のこれまでの頑張りと笑顔を伝えていきたい」と抱負を述べた。