悪疫退散「お人形様」に願い 田村・屋形地区で衣替え

 
お人形様の衣替えに励む参加者

 田村市船引町芦沢の屋形地区で26日、魔よけの神様として知られる「お人形様」の衣替えが行われた。参加者が地域の安全や新型コロナウイルス感染症の早期収束を願った。

 お人形様は江戸時代、悪疫退散の象徴として、旧磐城街道沿いに祭られた。衣替えの習俗は県無形民俗文化財に指定されている。

 保存会メンバー33人が参加。お面を塗り直し、わらやスギの葉を使って衣部分や髪を取り換えた。荒井三郎会長は「今年はコロナの影響で参拝者が増えている。悪疫退散のため祈ってほしい」と話した。