簡単レジ会計!スキャンカート導入へ ヨークベニマルが便利に

 
ヨークベニマルで本格導入を進める「スキャンカート」

 ヨークベニマル(郡山市)は、買い物中に商品のバーコードをスキャンして、カートに商品を入れたまま専用レジで会計できる「売り場スキャン型カート(スキャンカート)」の導入を本格化させる。郡山市内の店舗で実施している実証実験の結果を踏まえ、年内にも数店舗への導入を目指す。同社が30日、発表した。

 カートに「マイかご」や「マイバッグ」を設置し、1点ずつ商品のバーコードをスキャンして、カートに入れる仕組み。カートには重量センサーやタブレットが備えてあり、合計金額を確認しながら買い物できる。このため、レジでの会計時間を短縮でき、マイバッグなどに商品を詰め替える作業も省くことができる。

 スキャンカートは、クラウドや人工知能(AI)のシステムを活用している。ヨークベニマルによると、AI機能や重量センサーを活用したカートの導入は、東北や北関東の食品スーパーでは初めての試みという。

 同社は昨年8月から、ヨークベニマル片平店(郡山市)でスキャンカート17台、専用レジ2台を実験的に導入している。新型コロナウイルスの感染拡大などで需要は高まっており、1日平均200件前後の利用があるという。

 一方、通常のカートよりもサイズが大きいため、通路で幅を取ってしまうなど課題もある。このため、9月にも片平店にスキャンカートの3分の2ほどの大きさで、軽くて小回りが利く「小型カート」の導入を予定しているという。