市中感染か?福島20代男性「感染」 新型コロナ、感染経路不明

 

 31日に新型コロナウイルスの感染が確認された福島市の20代の会社員男性について、県のアドバイザーを務める福島医大の金光敬二教授(感染制御学)は、感染経路が不明な「市中感染」の可能性を指摘した。金光氏は「基本的な感染症対策を継続すれば感染者を抑制することができる。気を抜かないことが大事」と呼び掛けた。

 金光氏は男性について「市中感染の可能性もあるが、断言はできない」とし「仮に今回の感染経路が不明だとしても、直ちに対策を大きく変える状況ではない」と指摘。ただ、経路不明の事例が増えることは「一つの危険なサイン」とし、県内で感染を広げないことが大事だと訴えた。

 その上で金光氏は、マスク着用や「密集」「密接」「密閉」の「3密」を避ける行動、手指衛生の徹底で「全体的に感染者を少なくすることは間違いなくできる」と述べた。

 県によると、男性の職場は福島医大の建物内にある。執務室には同僚が日中は約20人、夜は約10人が働いており、福島市が濃厚接触の有無を調べている。