復興の「シンボル」道の駅なみえオープン 交流、情報発信拠点に

 
産地直売所で新鮮な野菜や果物を選ぶ来場者=1日午前、浪江町

 浪江町の道の駅なみえは1日、同町幾世橋にオープンした。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で被災した町の復興の「シンボル」は交流や情報発信の拠点として活用される。

 オープンしたのは、請戸漁港で水揚げされた海産物やなみえ焼そばなどを提供するフードテラスや産地直売所、ベーカリーなど。交流サロンや128台収容可能な駐車場も整備された。敷地には地元の老舗酒造会社「鈴木酒造店」が運営する酒蔵や、大堀相馬焼の窯場などを備えた地場産品販売施設の整備も予定され、町は年間約45万人の利用を見込む。

 初日から大勢の人が訪れ、地域の特産品を買い求めたり、フードテラスで請戸産の魚介類などが使われた料理などを味わっていた。新型コロナウイルス感染症対策として、手の消毒や検温への協力が求められた。

 記念式典では吉田数博町長が「浪江の魅力やこれからの姿を発信する拠点。成長し続ける道の駅にしていきたい」とあいさつした。

 直売所は午後7時まで

 道の駅なみえの営業は、産地直売所が午前10時~午後7時、ベーカリーが午前10時~午後4時、フードテラスが午前11時~午後3時と午後5時~同9時。水曜日定休。問い合わせは同道の駅へ。