福島でモモ狩り...猛暑に『困惑』 果樹園にミストシャワー設置

 
猛暑の中、モモ狩りを楽しむ利用客=11日午前、福島市

 県内各地で猛暑日となった11日、福島市大笹生のまるえ観光果樹園では、暑さ対策として園内にミストシャワーを設置し、観光客を迎えた。園主の服部栄さん(70)は「晴れが続くとモモが甘くなるから良いことだが、猛暑が続くと利用客が倒れてしまう」と困惑していた。

 親戚や家族7人と仙台市から果樹園を訪れた会社員、男性(25)は「仙台で経験したことがない暑さ」と感じ、たまらずコンビニエンスストアでアイスクリームを購入したという。男性の家族らは汗を拭いながらモモ狩りを楽しんだ。

 熱中症疑いで62人搬送

 県内の各消防本部によると、11日午後7時現在、福島、いわき、郡山など19市町村で、10~90代の男女62人が熱中症の疑いで病院に運ばれた。62人のうち軽症が49人、短期の入院が必要な中等症が13人だった。

 須賀川市では午後10時30分ごろ、家族から「90代男性が畑で作業中に動けなくなった」と119番通報があった。ドクターヘリで郡山市の病院に運ばれたという。男性は中等症とみられる。