福島県、新型コロナ感染100人に 白河・女性、郡山・男性確認

 

 県と郡山市は12日、白河市の60代のパート従業員女性と郡山市の50代男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれも軽症で入院中。県内の感染は3月7日に初めて確認されて以降、5カ月余りで計100人となった。

 60代女性は9日の勤務から帰宅後に37.7度の発熱や嗅覚異常などの症状が現れ、11日に医療機関、帰国者・接触者外来を受診、12日にPCR検査で陽性が判明した。9日のほか、発症前の7日も出勤していたが、いずれもマスクを着用していた。10日以降は出勤していないという。

 女性は9日の発症前の2週間以内に近隣県に滞在したことがあった。同居家族はおらず、保健所が行動歴の確認を急ぐとともに、濃厚接触者の有無などを調べている。

 50代男性は9日に37.6度の発熱があり、10日も続いたため11日に市内の医療機関を受診。PCR検査の結果、12日に陽性が判明した。市が行動歴や濃厚接触者などを調べている。

 県内の感染確認は2日ぶりで、8月に入り計11人となった。6月は1人、7月は7人にとどまっていたが、県のアドバイザーを務める福島医大の仲村究准教授(感染制御学)は「県をまたぐ移動や県外からの往来が活発になるにつれ、どうしても感染者数は増える」と指摘。県民に感染対策と体調管理の徹底を求めた。

 県内の感染者100人のうち、この日感染が確認された2人を含めて入院中は12人。既に77人が退院、11人が宿泊療養施設から退所している。